フクヤマアレキサンダーピアノ 響板割れの接着作業

現在修理でお預りしているフクヤマアレキサンダー
外装のキズ補修並びに塗装修理はほぼ終わり、
接着剥がれの修理を続けています。

フクヤマ アレキサンダー 響板割れ


特に響板割れが多く有り、ビリツキの原因となるので
細かな作業が続いています。

フクヤマ アレキサンダー 響板割れ


本来響板割れの修理の場合、弦を外して鉄骨を外し
響板割れの部分に埋め木をしてからニス塗りをし
鉄骨を戻して弦を張り直すと言う工程が一般的です。
この作業だと弦も新しくなり申し分ないのですが
やはり修理代が数十万円の単位になってしまいます。

フクヤマ アレキサンダー 響板割れ'


そこで今回は当社で開発した補修方法で響板の接着剥がれの補修を行いっています。
ただ作業にはそれなりに時間がかかります。
やはり後々の事を考えてここは手間暇を惜しまずやらなければならない所です。
これまで何例か行って来ましたが、
今の所問題無く使って頂いています。
まだ当社だけの手法なのでやり方は企業秘密ですが
古いピアノでもかなり良い状態に戻せます。

フクヤマ アレキサンダー 響板割れ'


こちらのフクヤマピアノは響板だけでなく
底板も割れています。
こちらの修理も本来は底板のビスを外し、
底板を外した状態で接着してから
付け直す手法が一般的です。

フクヤマ アレキサンダー 響板割れ'


しかし、ビスが全て錆びており
底板を外す作業だけで1日かかってしまう可能性があります。
それを考えると別の方法で底板の固定をする事を検討しています。

フクヤマ アレキサンダー 響板割れ'



社長

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